最近目にすることが多くなってきた「スマートホーム」という言葉。
快適な暮らしを体験したい私自身とても興味があるので調べてみました。
スマートホームとは?
そもそもスマートホームとはどんなものを指すのでしょうか。
スマートホームとは「家の中の電化製品をインターネットでつないでスマホや音声でコントロールしたり、センサーやGPSで自動コントロールしたりすることで快適な暮らしを実現する家」のこと。家の電化製品をインターネットで統合し、制御することによって快適な暮らしが手に入るという概念に基づいています。
スマートホームは大別すると「デバイス」と「管理システム」の2つからなっています。デバイスとは、色や明るさを自由に変えられる照明や、スマホで遠隔操作できるロボット掃除機など、実際に動くもののこと。そして管理システムとは、デバイスをコントロールする司令塔の役割。たとえば、音声で家電を操作できる、Google Homeなどのスマートスピーカーがこの管理システムにあたります。
管理システムからの司令でコントロールされるこの「管理システム」と「デバイス」を組み合わせることで快適な暮らしが実現できる、というわけです。
実際の活用事例
概要に触れたところで、では実際にどういうものがスマート化されているのか。
導入されている方の実例を紹介します。
築20年のマンションをスマートホームにしたら共働き夫婦の生活がこう変わった!
イッツ・コミュニケーションズが提供する、自宅を手軽にスマートホーム化するためのパッケージ「インテリジェントホーム」サービスを元に、スマートスピーカーやスマートプラグ、IFFFT等を活用してスマートホームを実現されています。
スマートホーム化する際に大事なことはやはり、いつも同じ手順を踏む行動を省略化するという点だと思います。それにより、生活のなかにたくさんある小さなストレスがなくなり、生活のベースが豊かになっていると思います。
調べれば他にもスマートホームの実例はたくさんあるので、これからスマートホーム化を考えている方や、悩んでいる方は参考になるのではないかと思います。
スマートスピーカーで操作できる家電
スマートホームで導入することによって音声操作ができるようになるスマートスピーカー。
代表的なものとして、Google Home、Amazon Echo、ClovaWAVEなどあります。
中でも利用者が多い、Google Home、Amazon Echoの対応家電をまとめているページがあったので紹介させていただきます。
最新の技術
こちらはOvieさんが開発した「Ovie Smarterware」。
冷蔵庫内にある食品を管理して腐らせないようにする目的で開発したこちらのデバイス。
使い方は簡単。スマートタグを食材にセットしてボタンを押す。
その際にスマートスピーカーに保存したものを伝えるだけで食材の管理が自動的に行われます。
その後登録した食材に応じた賞味期限の管理が行われます。
タグは食品の予想持続時間の半分が経過するまで緑色で点灯し、半分が経過すると黄色に変わります。
赤色で点灯しているときは、食品がすでに食品がすでに腐っていることが予想されるため、捨てるべきであることを示しています。
また、冷蔵庫の中の食品をどう利用するかに関するヒントやレシピもアプリで閲覧することができます。
冷蔵庫の中を見るだけで食材管理ができるこのデバイス。
私自身微妙な数だけ残してしまい、使いきれずに捨ててしまうということが多いため、
食材の管理や利用方法を明示してくれるこのデバイスは、食材のロスに大きくつながると思います。
こちらはYKK APさんから発表されたAIや顔認証システムを搭載した玄関ドア「UPDATE GATE」。
「未来ドア UPDATE GATE」は、ドアの表と裏に4K解像度のタッチパネル液晶ディスプレーが埋め込まれた製品。通常のドアには必ずある鍵穴やドアノブがないため、一見すると単なる巨大な液晶の壁だ。鍵のロックはカメラによる顔認証で行われ、ドアの開閉は電動。名前のとおり、かなり未来的でスマート!
「未来ドア UPDATE GATE」のコンセプトは「執事」だと言う。家族の日々の行動を記録し続け、その人物が必要な情報を適時に表示させる。例えば毎日決まった時間に出社~帰宅する父親がドアの前に立つと、通勤ルートの交通情報や降水確率を瞬時に表示。出かける前に天気予報を調べる手間がいらなくなるのは非常に便利だ。さらに、家族への伝言があれば音声によるコントロールでボイスメッセージを残せるのも利便性が高そう。
まるでSFの世界に登場する玄関ドアですね。
ドアの外側はスマホの壁紙のように静止画を表示してり動画を移したりとデザインを楽しめるらしいので、
各家庭で違いが出て面白いと思います。数年後にはドアノブを回すということがなくなる世の中になるのかもしれないですね。
こちらは皆さんご存知クックパッドさんが提供するOisyというスマートキッチンサービス。
概要としてはクックパッドのレシピを機器に送ることで、
レシピ内容に合わせて対応機器が自動で料理を手伝ってくれるというサービスです。
普段料理をする方からするとすごい魅力的なサービスではないでしょうか。
まだサービスが公開されただけなので対応製品というのはないのですが、
いずれは料理経験ない方でも簡単においしい料理を作ることができるようになるのかもしれません。
近未来的なものから手近なものまで日々進化を遂げているスマートホームの世界。
日々の生活を快適にするためにもこれからも調査を続けていきたいと思います。